コンセプト Concept

お客さまに小さな驚きを提供する会社。

FoodとMark

合同会社フードマーク 代表社員の広本です。
会社の創業は、2015年4月。
私たちのビジョンは、ありそうでなかったものをカタチにして、お客さまに小さな驚きを提供することです。
ここ宮崎で、2015年9月に「ひなたのほしものがたり」というブランドを立ち上げ、乾燥食品の開発、製造、販売を行う会社としてスタートしました。
2022年9月に非食品の商品であるクリップを発表し、2022年11月から販売がスタートしました。

「ひなたのほしものがたり」ブランドで販売している商品は乾燥食品。
2015年の創業時、海に面した宮崎県をイメージしてくれる商品をつくりたいと思い、最初にカタチにしたのが、お魚ジャーキーの「まぐろ」です。
私の父は漁師、幼い時からいつもいつもお魚をとても身近に感じてきました。
最初に魚を原料にして商品をつくることは私にとって当たり前のことだったかもしれません。
その味付けは幾度となく変わり続けていますが、ベースになっているのは、母が作っていた魚の干し物の味です。

ところで「乾燥食品」と聞くと、どんなものをイメージされるでしょうか。
果物を乾燥したドライフルーツ、それとも乾燥した野菜、それともお魚を干したもの?
などなど、他にも色々とイメージされるのではないでしょうか。
私たちがつくっているものは、乾燥食品としてイメージされるほとんどのもの、そして、これまで見たことも、食べたこともなかったような、「ここにしかない、干しもの」です。
国内でもめぞらしい漬物を乾燥した商品「ドライ漬物」や、独自の製法でつくった、常温保存可能な焼きチーズ、賞味期限が常温で365日のチーズケーキなど、ありそうだけどなかった、乾燥食品をたくさんつくっています。

そして、2022年9月に誕生したブランド「ひなたのしおだまり」で販売する最初の商品はクリップ。
とても身近な商品の一つだと思います。
私たちがデザインしたものを、県内のメーカーさんにお願いして製造してもらっています。
たくさんの皆さまに支えて頂きながら誕生した商品となります。
乾燥食品の開発製造販売からスタートした会社ですが、いよいよ食品以外の商品の販売を始めることができます。

ここ数年、新型コロナの世界的な流行によって、私たちの生活は一変してしまいました。
創業してから、最初につくり始めた乾燥食品が、とても順風満帆でいっていれば、もしかしてクリップの発売ももう少し先になっていたかもしれません。
新型コロナの影響で、私たちのお取引先さまもそして私たちの事業も大きな影響を受けてしまいました。

乾燥食品も同じですが、まず食べたいもの、食べてみたいものを想像します。
ドライフルーツをつくり始めたのは、お客さまに販売するものでなく、果物の皮を上手にむくことが出来なくなった母に食べてもらうためにつくったものでした。
焼きチーズは、娘の受験勉強の夜食につくったものがスタートです。

そして新しく出来上がったクリップも、使ってみたいもの、使いやすいものを想像して出来上がった商品です。
こんなもの、こんなカタチ、あれば良いのに、と思ってそれを商品にしていくことの楽しさを求めることが、私たちの考えです。
シンプルなカタチ、そして使いやすさ、を考えてつくりました。
手にとって下さる皆さまに、少しでも小さな驚きを提供することができれば、これ以上に嬉しいことはありません。

これからも、食やモノを通して、ビジョンの実現に向けて取り組んでいきます。